人が差し出すえさに群がるユリカモメ=下多賀の中野海岸

 熱海市の海岸で冬を越したユリカモメが、大陸への渡りの季節を迎えた。

 寒さが緩んだ8日午前、同市下多賀の中野海岸では、渡りを控えたユリカモメの群れが海岸付近を元気に飛び交った。近くに住む主婦天野千鶴子さんが愛犬2匹の散歩の途中、群れの多さに気付き、コンビニで買った菓子を手に持って差し出すと、50羽を超えるユリカモメが天野さんのもとに飛来。上空を舞うように飛び、天野さんの手から菓子をついばむ様子に道行くドライバーや観光客は目を見張った。

 渡りに備えて食欲旺盛なユリカモメに天野さんは「人を恐れる様子もなくかわいい」と語った。

 【写説】人が差し出すえさに群がるユリカモメ=下多賀の中野海岸