■教科や英会話、陸上 「成果挙げ児童数増を」

 熱海市教育委員会は2018年度、市立網代小の児童らを対象にした放課後学習会事業をスタートさせる。保護者でつくる放課後学習会に運営を委託し、教科(国語、算数・数学)と英会話の学習支援と、陸上の指導を行う。児童数の増加が狙いで、担当職員は「学童保育と連携し、地域とも一体となって進めて成果を挙げていきたい」と話す。

 学習支援には同校に併設の網代幼稚園(休園中)の教室を使う。対象は全児童と、同校卒業の中学生の希望者。月曜日は英会話、火曜日は陸上、水曜日が教科の学習で、いずれも午後4時半~7時半に、小学校低学年、同高学年、中学生に分けて実施する。教科と英会話は外部講師を迎える。陸上については保護者が指導に当たる。

 同事業の委託費として18年度当初予算案に700万円を計上した。参加児童・生徒の保護者は月2千円を負担する。

 同校は一定の条件を満たせば通学区をまたいで入・転学できる小規模特認校の指定を04年に受け、英語指導を特色に打ち出して教育活動を進めてきた。しかし児童数減少に歯止めがかからず、危機感を覚えた保護者からの要請を受けて市教委は、対策を考える検討会を昨年1月に設置。保護者会と協働で検討を重ね、放課後を活用した学習会の計画をまとめた。

 18年度の同校の新入学予定児童は2人、全校児童数は24人を見込む。