芝生広場の一角に備えたサイクルラック=長浜海浜公園

 ■「気軽に利用して」

 熱海市内の国道135号沿いの2カ所にこのほど、自転車利用者の休憩所「バイシクルピット」が相次いで設置された。同市が多賀、熱海市両観光協会の協力で長浜海浜公園と渚親水公園第3工区に設け、利用がスタートした。

 2020年の東京五輪・パラリンピック自転車競技開催に向け、伊豆エリアに自転車が安全・快適に走行できる環境を整える県のバイシクルピット事業の一環。登録施設募集に同市などが応じた。

 各所に自転車のサドルを掛けるタイプの木製サイクルラック(高さ1・2メートル、幅1・7メートル)を置き、周辺に登録施設を周知する統一デザインののぼり旗とタペストリーを掲げた。各観光協会で空気入れや修理用工具の貸し出しに対応する(営業時間のみ)。

 多賀観光協会は長浜海浜公園の国道沿いに手作り看板も掲げ、周知を図る。同協会役員は「サイクリストが安心して利用できる駐輪スペースの確保が課題だった。サイクルラックを置いたことで、より快適に利用してもらえるのではないか」と期待する。市の担当職員は「市内2カ所とも国道沿いなので、サイクリストに気軽に利用してほしい」と話した。

 【写説】芝生広場の一角に備えたサイクルラック=長浜海浜公園