■来月1、4日 東口で二つの催し

 東海道本線の熱海市―函南町間にある丹那トンネルの建設の際、犠牲となった工事関係者を慰霊する催しが4月1、4日、同市福道町の丹那トンネル東口上の殉職碑前などで行われる。関係者や地域住民らが参列を予定している。

 1日は殉職碑苑地の丹那神社で午前10時から、同神社奉賛会が例祭を執り行う。付帯行事として、笛伶会によるおはやし演奏、大楠連神輿(みこし)連合渡御、子ども会による焼きそば、綿菓子、甘酒などの模擬店がある。

 丹那神社は1921(大正10)年4月1日の大崩落事故で犠牲になった16人の鎮魂と工事の守り神として創建され、その後の殉職者を順次合祀(ごうし)した。この事故にちなみ毎年4月の第1日曜日に例祭を行っている。

 4日は午後1時半から、殉職碑前で市と市観光協会が「丹那トンネル感謝祭」を催す。熱海発展の礎となった同トンネルに感謝し、殉難者67人の霊を慰める。感謝祭に続き、明るい社会づくり運動熱海・伊東地区協議会と立正佼成会熱海教会が慰霊式を行う。

 丹那トンネル工事は18(大正7)年に始まり、16年の歳月を費やして34(昭和9)年12月に開通した。