完成した第3分団の新詰め所=昭和町

 ■来月から運用開始

 熱海市が移転改築を進めていた市消防団で西部地区を管轄する第3分団と、初島の第9分団の新詰め所が完成し、4月から運用を開始する。

 第3分団は1974年、第9分団は82年の完成で、建設から30年以上経過して老朽化、塩害による傷みが著しいために移転改築した。同じ昭和町で、熱海所記念病院にほど近い市有地146平方メートルに完成した第3分団の新詰め所は鉄骨造り2階建て・延べ床面積134平方メートル。1階にポンプ車の車庫と資機材室、準備室、2階に待機室、シャワー室などを設けた。

 海岸を一望できる高台の民有地約600平方メートルを無償で借り受けて建設した第9分団詰め所は延べ床面積126平方メートルの鉄骨造り2階建て。1階にポンプ車に加え、移転を機に追加配備する日本消防協会寄贈の軽ワゴンタイプの後方支援車が入る車庫となる。2階は準備室・待機室とし、待機室の窓は台風や高潮、津波などの海上監視ができるように配置した。

 総事業費は合わせて約1億4900万円。落成式は4月20日に第9、21日に第3でそれぞれ予定している。市、市議会、消防本部、消防団、地元区の関係者らが出席し、新たな地域防災の拠点施設完成を祝う。

 【写説】完成した第3分団の新詰め所=昭和町

 【写説】海を見渡す高台に移転改築された第9分団詰め所=初島