斉藤市長に答申書を手渡す大方会長(中央)と渡辺朗子副会長(右)=市役所

 ■コンパクトなまちに 

 熱海市都市計画審議会は29日、第21回会合を市役所で開き、市から諮問を受けた「都市計画マスタープラン」を了承し、斉藤栄市長に答申した。

 外部有識者らでつくる都市計画マスタープラン改定委員会などの意見を聞きながら策定した同プランは、おおむね20年後の2037年を目標年次としたまちづくりの指針となる計画。37年度の定住人口を2万7千人(現在約3万7千人)と想定し、▽持続可能なまちづくり▽観光等の産業活性化▽豊かな自然や美しい景観の保全・活用▽市民協働のまちづくり―を基本理念に、「多様な暮らしが実現できるまち熱海~高めよう『あたみりょく』~」をまちづくりのテーマに掲げた。

 全体構想と市内を6地域に分けたまちづくり構想では、将来の都市構造として「拠点連携集約型都市構造によるコンパクトシティの形成」を示し、重点プロジェクトに▽コンパクトなまちづくり▽移動してやすく歩きたくなるまちづくり▽景観の保全・活用▽市民と観光客に魅力的な空間づくり▽公共施設等の総合管理と友好活用−などを打ち出した。

 委員13人が出席した同日の審議会では、一部文言の修正を求める意見はあったが、同プランを了承した。大方潤一郎会長から答申書を受け取った斉藤市長は審議会委員に感謝の意を伝え、プランにそって都市計画、まちづくりを進めるとした。

 市は今後、必要に応じてプランを修正した後、県知事に通知、公表する。

 【写説】斉藤市長に答申書を手渡す大方会長(中央)と渡辺朗子副会長(右)=市役所