■「来訪客増が要因」

 熱海市の文化観光施設「起雲閣」の2017年度の有料入館者が、11万人を突破した。00年の開館以降、2番目に多かった。10万人突破は4年連続で、スタッフは「熱海への来訪客が増える中で、起雲閣にも多くの人が来てくれているのだと思う。18年度も入館者が起雲閣の趣を堪能できるように、もてなしに努めていきたい」と話す。

 17年度の人数は11万2471人で前年度比2・9%増だった。また18年3月中に、開館以来の有料入館者の累計が150万人を超えた。

 月別で入館者数を見ると、18年3月が最も多く1万3745人。17年5、10、11月と18年2月も1万人を超えた。年度当初の4~6月は16年度の各月の人数を下回ったが、夏季と熱海梅園の梅まつり期間中はおおむね順調に推移した。年明けの3カ月にバスツアー客が多く入館した15年度の12万533人には及ばなかった。

 18年度も10万人を目標に、PRともてなしに当たる考え。千葉むつみ館長は「リピーターが増え、台湾、香港、欧州といった海外からの客も増えている。お客さまに応じた声掛けを大切にしていきたいし、パンフレットなどの多言語化も進めたい」と話した。