斉藤市長から辞令を受ける桜井新団長=渚親水公園

 熱海市消防団は1日、新団長に桜井佳久さん(59)が就き、市消防本部とともに新体制でスタートを切った。同日夜、渚親水公園で開かれた集合式で辞令を受け、前任の牧野克昭さん(68)から団長章を引き継いだ桜井新団長は「熱海市消防団発展のため日々精進していく」と決意を述べ、団員に「消防使命達成のため今後も精進をお願いしたい」と訓示した。

 新年度の団員は379人。式には同本部、女性消防部を含め約300人が臨んだ。任期満了に伴い改選した分団長以上の幹部と、新入団員に辞令が交付され、新入団員10人を代表して大井一将さん(第2分団)が「職務を忠実に遂行する」と宣誓した。

 管理者の斉藤栄市長は「桜井新消防団長の下、新たな歴史を力強く刻むことを期待している。市民、観光客の安心安全の確保のため、尽力してほしい」とあいさつ。同日付で就任した稲田達樹消防長は「常備消防も新たな体制で臨む。団の皆さんにも地域の安全安心の確保のため、変わらぬ支援、協力をお願いしたい」と呼び掛けた。

 14年8カ月にわたり団長を務めた牧野さんは同日、解任辞令を受け、44年10カ月の団員生活も終えた。「職責を全うできたのは関係者の協力、何より団員の支えがあったからこそ。次の世代に引き継ぐ目標地点に到達でき、達成感も感じている」と思いを語り、「新体制の下、地域の防災の要となるよう日々精進し、常備消防とさらなる連携を図って郷土熱海の安心安全を守ってほしい」と力を込めた。

 【写説】斉藤市長から辞令を受ける桜井新団長=渚親水公園