日頃の稽古の成果を披露する出演者=起雲閣

 県東部朗読交流会(河原敬三代表)は7日、熱海市昭和町の起雲閣で発表会「心に響くものがたり」を開いた。8団体のメンバーが小説やオリジナルの随筆、民話などの朗読を中心に語りや劇を披露し、市内外から集まった約70人の耳と心を引き付けた。

 熱海、下田、三島、伊豆市と函南、長泉町を拠点に活動する各団体から総勢32人が出演した。「熱海朗読会・雲」の宇田川本子さんが起雲閣にゆかりの作家太宰治の足跡を自身でまとめた文章を朗読したのを皮切りに、11の演目を繰り広げた。

 函南町の「音読グループ・つくし」は、「水戸黄門漫遊記」の“オリジナル函南版”の朗読劇を発表。衣装にも工夫を凝らして、来場者を楽しませた。

 河原代表は「参加団体がそれぞれ特徴を出すので、面白みも出てくる。これからも参加団体を増やして、発表会を続けていきたい」と話した。

 交流会は三島市と函南町の愛好者によって始まった。発表会は年1回開いていて、13回を数えた。

 【写説】日頃の稽古の成果を披露する出演者=起雲閣