公共施設アクションプランに基づき本年度から改築工事が行われる市南熱海支所・消防署南熱海出張所=下多賀

 ■本年度、36億円かけ本格着手

 熱海市は本年度、昨年12月に策定した「市公共施設個別施設アクションプラン」(1期)に基づく市内公共施設の適正配置、修繕などに本格着手する。南熱海支所・消防署南熱海出張所改築をはじめ、本年度は総額36億3千万円を投じて小中学校、文化施設の改修、道路・橋りょうの改良・長寿命化などを行う。

 市公共施設総合管理計画(2017~36年度)の個別施設の行動計画に相当し、同計画を5年ごと4期に分けて工程表などを盛り込んでいる。

 同プランによると、対象となる施設は市庁舎、消防、学校、文化施設、市営住宅、公園施設など計102件203棟、延べ床面積約20万4800平方メートル。インフラ関係では道路延長約276キロ、橋りょう133橋、上水道管路延長421キロ、下水道管路延長125キロなどを管理している。施設には経年劣化による老朽化が進んだ施設も多く、プランでは現状と課題、利用状況を踏まえた維持管理の方針などを示した。

 17~21年度の1期では南熱海支所・消防署南熱海出張所改築のほか、初島小中の修繕、消防団第2、3、9分団各詰め所改築、姫の沢自然の家解体、旧日向別邸保存修理、姫の沢公園スポーツ広場改修、道路や橋りょう、上下水道の整備などを推進する。かかる費用は総額134億円と見込んでいる。

 市の担当者は「各部門で策定した個別の計画と合わせてプランに沿った公共施設の維持管理を進めていく」と話した。

 【写説】公共施設アクションプランに基づき本年度から改築工事が行われる市南熱海支所・消防署南熱海出張所=下多賀