ゆるキャラステージを楽しむ来場者=渚親水公園

 ■「津波バイオリン」演奏も 

 岩手県陸前高田市の震災復興支援を目的とした防災・音楽イベント「タカタ・フェスタ・イン熱海2018」(実行委員会主催)が12日、熱海市の渚親水公園レインボーデッキで始まった。シンガー・ソングライター白井貴子さんらによる音楽ライブや飲食の出店、手作りワークショップなどを催し、市内外からの来場者でにぎわった。13日まで。

 ステージでは「たかたのゆめちゃん」「あつお」といった両市のゆるキャラが登場するライブや、県立熱海高エイサー部の演舞、防災紙芝居などが次々と繰り広げられ、来場者を楽しませた。ホタテ、カキといった海産物をはじめとする東北の特産品や支援グッズの販売ブースも並び、人気を集めた。

 2013年から継続してきた同フェスタは、今回で一区切りを付ける。実行委員会代表の茶田勉さんらがステージに立ち、感謝の思いなどを伝えた。茶田さんは「フェスタを通じ、人とのコミュニケーションの大切さを学んだ。陸前高田の人たちとの縁を大事にして、この先も長く思いを寄せ合うことができるような“形”を考えていきたい」と語った。

 13日は降雨が予想されるため、マリンスパあたみで開く。時間は午前10時~午後5時。0時45分から戸羽太・陸前高田市長の講演、1時35分から「奇跡の一本松」の木片などで作られた「津波バイオリン」の講話と演奏がある。出店は一部のみ。問い合わせは市観光協会〈電0557(85)2222〉へ。

 【写説】ゆるキャラステージを楽しむ来場者=渚親水公園