軽便鉄道機関車を前に熱海の発展の歴史を聞く参加者=JR熱海駅前

 熱海市の「熱海まち歩きガイドの会」は12日、ガイド付きウオーク「ブラアタミ―熱海の歴史を散策」をスタートさせた。東京や名古屋から4人が参加し、会員の案内で中心市街地の名所・旧跡を巡りながら熱海の歴史や文化に触れた。

 大型観光宣伝「静岡デスティネーションキャンペーン(DC)」のプレキャンペーンの一環。市や市観光協会と連携して企画し、NHKのテレビ番組「ブラタモリ」で紹介された名所を中心にコースを設定した。

 JR熱海駅前から軽便鉄道機関車展示場、豆相人車鉄道の記念碑、来宮・貯水池、大湯間欠泉、湯前神社、貫一・お宮の像などを巡り、古屋旅館で「御汲湯(おくみゆ)図」を見学する行程。駅前広場では会員が熱海温泉は徳川家康が愛し、江戸時代に多くの大名も訪れたことや、交通の発展の歴史などを資料を示しながら紹介した。

 名古屋市から参加した渡辺靖彦さん(74)、公子さん(69)夫妻は「社員旅行で熱海に来たことはあるが街を歩くのは初めて」「ブラタモリを見て興味を持っていた。どんなところを歩くのか楽しみ」と期待を話した。

 「ブラアタミ」はJR東海のツアー客対象で、6月16日まで計6回を予定する。

 【写説】軽便鉄道機関車を前に熱海の発展の歴史を聞く参加者=JR熱海駅前