来宮神社の神木・大楠を視察する旅行業者やJR職員ら=西山町

 2019年に開かれる「静岡デスティネーションキャンペーン(DC)」に向けて16、17の両日、熱海市をはじめとした伊豆東海岸をPRするエクスカーション(小旅行)が行われている。東北~九州の旅行代理店やJR職員ら39人が観光名所を視察している。

 旅行会社などに静岡の魅力を売り込む「全国宣伝販売促進会議」の一環。関係者は15日、熱海のホテル・ニューアカオ・ロイヤルウイングに泊まり、エクスカーションに出発した。斉藤栄市長はジャカランダやジオパーク、温泉、芸妓についてPRし「皆さんには伊豆東海岸の魅力を感じてもらい、ともに多くのお客さまが満足する環境をつくりたい」と呼び掛けた。

 初めに同ホテルの大浴場棟「スパリウム・ニシキ」展望台からジオサイトを眺め、熱海まち歩きガイドからガイドコースの説明を受けた。アカオ・ハーブ&ローズガーデンで日本を代表する建築家・隈研吾さん設計のカフェ「コエダハウス」を見学して眺望やバラを楽しみ、来宮神社では雨宮盛克宮司から神木・大楠や来福スイーツについての解説を聞いた。

 クラブツーリズムの長塚裕子さん(38)は「熱海のことは知っていたけれど、これだけ細かく説明してもらったのは初めて。旅行企画の幅も広がると思う」、JR九州の川底正剛さん(43)は「昔の温泉街というイメージが強かったけれど、若い観光客も多く驚いた」と話した。

 16日は伊東市も視察し、東伊豆町に宿泊した。17日は河津町、東伊豆町を巡る。

 【写説】来宮神社の神木・大楠を視察する旅行業者やJR職員ら=西山町