引き揚げ救助で要救助者の元に駆け付ける隊員=福道町の来の宮訓練場

 熱海市消防本部の代表として「第47回県消防救助技術大会」に出場する隊員に対する市長査閲が24日、福道町の来の宮訓練場で行われた。隊員13人が斉藤栄市長や消防関係者に訓練成果を披露し、士気を高めた。

 個人種目のロープブリッジ渡過、団体種目のロープ応用登はん、ロープブリッジ救出、引き揚げ救助の4種目に出場する。隊員は地上15メートルまでロープのみで登る登はんに続いて、上空につるした長さ20メートルのロープを素早く往復するブリッジなどを披露した。

 5人一組の引き揚げでは、高さ7メートルの壁を降りた隊員2人が倒れている要救助者を担いで運び、ほかの隊員と協力してロープを使って引き揚げた。私立栄光熱海中央保育園の園児が応援に訪れ、消防職員と一緒に「頑張れ」と声援を送った。

 斉藤市長は「最後まで訓練を重ねて成果を十分に発揮してほしい」、稲田達樹消防長は「熱海消防の誇りを持って活躍してもらいたい」と激励した。

 大会は6月5日に静岡市の県消防学校で開かれる。団体は2位までが関東大会、個人は1位が全国大会への出場権を得る。

 出場する隊員は次の通り。

 ロープブリッジ渡過 寺川正俊(消防士)山本智也(同)▽同救出 矢野瑛洋(消防士長)山口源太(消防士)肥田義光(同)野田斗弥(同)▽ロープ応用登はん 大川優斗(同)山田一記(同)▽引き揚げ救助 大塚真悟(同)矢代興大(消防士長)佐伯勇斗(消防士)山田拓弥(同

)銅山祐希(同)

 【写説】引き揚げ救助で要救助者の元に駆け付ける隊員=福道町の来の宮訓練場