全国の旅館・ホテル幹部・幹部候補生36人が参加したサービス技能向上講座=和田浜南町の熱海後楽園ホテル

 ■全国から旅館管理職ら36人

 旅館・ホテルのコンサルタント「リョケン」(熱海市和田町)が主催する「サービス技能向上講座」が23、24の両日、和田浜南町の熱海後楽園ホテルで開かれた。全国から参加した旅館・ホテルの管理職や幹部候補社員36人が社員定着を図る育成スキルを学んだ。

 人材不足と離職に悩む業界にあって、職場のコミュニケーションやチームワークのための技術、人材育成の手法を学び、社員定着を支援する講座で、今回は現場リーダー養成編として企画した。講師は同社研究局の大西ますみ部長らが務めた。

 2日間で延べ約10時間にわたった講座ではリーダーシップ、チームワーク、コミュニケーションに対する理解と技術、現場主義の能力開発と定着化、戦略的人材開発を研さんした。大西さんは勤務シフトの関係で難しい集合研修で社員を一律に底上げするのでなく、日常業務を通じた社員教育「OJT」を奨励。「個々の社員に合わせた現場の指導が能力を伸ばす」と語った。

 参加者は熱心に要点をメモに取り、サービス向上に直結する社員教育の在り方を探った。

 【写説】全国の旅館・ホテル幹部・幹部候補生36人が参加したサービス技能向上講座=和田浜南町の熱海後楽園ホテル