島原さんの講演に耳を傾ける参加者=銀座町のなえどこ

 ■「寛容性が都市豊かに」 市内外100人、情報交換

 熱海市は26日、本年度第1回「ATAMI2030会議」を銀座町のシェアオフィス「なえどこ」で開いた。市内外から約100人が集まり、テーマ「寛容社会と地域コミュニティー」の下、講演と情報交換を通して既存のコミュニティーとの関わり方や協働の可能性を探った。

 講演はライフルホームズ総研所長の島原万丈さんが担当し「都市の魅力を可視化する新しい物差しが必要。五感に訴え、感覚で気持ちよいかどうかが町にとっても大事なのではないか」と語り、「官能」で魅力を評価する“物差し”を提示。また「寛容性が都市を豊かにする。寛容は多文化共生の大前提」と指摘した。

 情報交換会では、観光、商業、福祉、子育てなど各分野で活動する地域団体の代表者らが取り組みを紹介し、意見や情報を交わした。

 2016年度に策定した「熱海リノベーションまちづくり構想」の実現に向けたプロジェクトの一環として開く公開型会議で、本年度は来年2月まで5回にわたり会議を重ね、地域資源の発掘や、構想実現のための取り組みの促進を図る。

 【写説】島原さんの講演に耳を傾ける参加者=銀座町のなえどこ