「華の舞」鑑賞後に芸妓衆と一緒に記念撮影を楽しむ参加者=熱海芸妓見番歌舞練場

 熱海の街を着物姿で楽しむイベント「あたみ着物まち歩き」(あたみ着物姿普及委員会主催)の第2弾が27日、熱海市内で開かれた。県内外から思い思いの着物姿で参加した約50人が芸妓(ぎ)衆による公演「華の舞」や着物トーク、街歩きを楽しんだ。

 “着物の達人”の芸妓衆の踊りや所作から学ぼうと、「華の舞」鑑賞をメーンに企画した。中央町の熱海芸妓見番歌舞練場に集まり、公演の前後には記念撮影会を行った。

 着物トークには西川千鶴子・熱海芸妓置屋連合組合長が美保さん、小夏さんと登場。芸妓衆の着物やかつらを解説し「季節によって着物は替わる。着物を見るのも楽しみに華の舞に来てほしい」と呼び掛けた。

 市内から初参加のセラピストの女性(40)は「普段着物を着る機会がないから楽しい。芸妓さんから季節によって着物が違うことなどを聞けたのも面白かった」と満足そうな笑顔を見せた。都内からバスツアーを組んでの参加もあり、田中博亮さん(42)は「着物で旅行するのは普段とは違う気分を味わえる」と語った。

 同委員会は着物レンタルサービスを行う事業者ら有志で立ち上げた。イベントを継続していく考えで代表の永田雅之さん(45)は「浴衣のイベントなど着物姿で熱海を楽しむ企画を考え、開催していきたい。着物の町づくりが広がるといい」と話した。

 【写説】「華の舞」鑑賞後に芸妓衆と一緒に記念撮影を楽しむ参加者=熱海芸妓見番歌舞練場