降り注ぐ湯を浴びながら練る神輿=湯河原町

 熱海市泉の泉公園をフィナーレ会場に26日夜、「湯河原温泉湯かけまつり」(湯河原温泉観光協会、温泉場区主催)が開かれた。神輿(みこし)4基が、沿道から降り注ぐ湯を浴びながら神奈川県湯河原町の不動滝から同公園まで約2キロを練った。

 神輿は地元の湯河原睦会、素鳶会、巽連と体験ツアーの参加者が担いだ。見物客は沿道に用意されたたるからおけなどに温泉をくむと、神輿めがけて勢いよくかけて担ぎ手と一緒にびしょぬれになった。

 家族で観光に訪れた群馬県高崎市の鈴木康平さん(37)は「とてもおもしろいイベントで、子どもたちも夢中になって湯をかけていた。また参加してみたい」と話した。

 江戸時代に湯河原温泉の湯を将軍家に献上する際「献湯神輿」に湯をかけ、道中の安全を祈願したことに由来する祭り。同町の湯権現・熊野神社の例大祭に合わせて開催している。

 【写説】降り注ぐ湯を浴びながら練る神輿=湯河原町