■前年比2・3%増 ジャカランダ開花、効果

 熱海市は28日、2017年度の宿泊客数が前年比2・3%増の308万8140人だったと発表した。300万人の大台維持は3年連続で過去3年で最多となり、11年度を底にした回復基調が鮮明となった。

 入湯税から算出した。まとめによると、17年度は昨年4月と12月を除き、前年実績を上回った。特に伸びが顕著だったのは6月と11月で、閑散期に当たる6月は新しい観光資源として売り出す花木「ジャカランダ」の開花、イベント効果で前年同月比9・8%増を記録。11月は忘年会の時期を繰り上げる傾向などから、同19・2%増と大幅に伸びた。夏の行楽期、熱海梅園梅まつりが開催された1、2月も堅調だった。

 定例会見で成績を発表した斉藤栄市長は「年間を通して全般的に良く、堅調に推移した。この傾向を維持、さらに伸ばすよう観光プロモーションに引き続き力を入れていく」と話した。

 昭和40年代のピーク時には500万人を超えた同市の宿泊客数は長期低落傾向にあったが、東日本大震災のあった11年度の246万人を底に上昇に転じ、15年度には300万人の大台を回復した。