泥だらけになりながら初めての田植えをする児童たち=下多賀の農園「香楽園」

 熱海市立多賀小(露木いつよ校長)の5年生52人は29日、下多賀の農園「香楽園」の田んぼで田植えに挑戦した。泥だらけになりながら、全児童が初めてという体験を楽しんだ。

 総合的な学習の一環として、10年以上前から農園を所有する山本進さんの協力で行っている。コシヒカリの苗を広さ約500平方メートルの田んぼに植え、山本さんの知人赤羽克彦さん、家庭菜園講座などを開くチーム里庭のメンバーが手伝った。

 赤羽さんが「苗は3、4本ずつ垂直に3センチほど押し込む」と説明した。はだしになった児童たちは田んぼにゆっくりと入り、苗の位置を示すひもに沿って丁寧に植えた。

 佐藤竜馬君は「思ったよりも浅くて足を取られることもなかった。初めて田植えができてよかった」、高里美也子さんは「泥のぬめぬめした感触が面白かった」と笑顔を見せ「お米を食べるのが楽しみ」と口をそろえた。

 児童は今後、鳥よけのネット張りや稲刈り、脱穀などにも取り組む。

 【写説】泥だらけになりながら初めての田植えをする児童たち=下多賀の農園「香楽園」