キルギスからの受け入れを説明する野本理事=市総合福祉センター

 ■人材交流機構野本理事が提案 埼玉など実績説明

 介護スタッフの人材確保に中央アジア圏の看護師を提案―。熱海市介護サービス提供事業者連絡協議会の代表者会議で29日、一般社団法人中央アジア人材交流推進機構(埼玉県深谷市)の野本卓也理事が、キルギスと共同で行う事業を説明した。

 就労先の変更ができないなど制約がある技能実習の前に、3カ月間の就労体験で適性などを見て、本格的な受け入れを検討してはどうかと提案した。

 候補に首都ビシュケクにある「イシト医療専門大学」の卒業生で、看護師として働く若者を挙げた。3カ月の体験費用は約44万2千円。同機構のある埼玉県などではすでに働いている実績があるという。

 代表者が出席した施設で、外国人スタッフを受け入れている施設は2施設あり、ともにフィリピン人だった。

 市社会福祉協議会によると、人材は訪問介護のヘルパーが不足気味で、市内には11施設あるが、市民の要望に応じきれていない状況という。「外国人スタッフの導入には、やはり言葉の壁があり、書類を作成する場合など『話す』より『書く』力が問われる例もある」と話した。

 【写説】キルギスからの受け入れを説明する野本理事=市総合福祉センター