「湯~遊~バス」の2017年度の利用状況について説明を受ける出席者=起雲閣

 ■東海バスが報告 増便の検討継続 

 伊豆東海バスが熱海市内で運行する名所巡りの「湯~遊~バス」は2017年度、延べ乗車人数が21万2150人で前年度比8・9%増と堅調に推移した。7日に起雲閣で開いた連絡協議会(会長=中島幹雄・市観光協会長)で、同社が報告した。

 17年度の1日乗車券の販売枚数は4万4225枚で前年比7%増、乗車人数は1日当たり583人、1便当たりでは39・6人だった。月別に延べ乗車人数をみると18年3月は2万9千人を超えた。同社の担当者は「大学生や女性グループの利用が目立つ。インバウンドもアジア系を中心に増えている」と説明した。

 土曜・休日に利用やバスの遅延などの状況をみて臨時増発便を運行している現状から、需給バランスの取れたダイヤ(増便)の検討に引き続き取り組む。またインバウンド用パンフレットのリニューアルが前年度までに完了し、本年度はバス停の裏面を活用した5カ国語表記の案内板を作製して、外国人観光客の利便性向上を図る計画を示した。

 協議会ではほかに、バスに同乗して熱海の魅力を伝えるボランティアガイドの増員に向けたPR活動などが報告された。

 同バスは13年度まで市の委託事業として2社で運行していた。14年以降は同社が自主運行し、乗車券の販売枚数、延べ乗車人数とも好調に推移している。

 【写説】「湯~遊~バス」の2017年度の利用状況について説明を受ける出席者=熱海市の起雲閣