完成した熱海国際映画祭のPRポスター

 ■準備ようやく本格化

 熱海市で28日~7月1日に開かれる熱海国際映画祭(実行委員会主催)のポスターとチラシが完成した。ポスターは市内の観光施設などに張り出し、チラシは全戸配布する予定。準備の遅れが指摘される同映画祭だが、開幕まで3週間を切ってイベント内容がようやく固まり、市民への周知などが本格化した。

 上映作品や関連イベントを紹介したA2判ポスターは千枚発行し、観光関係団体などを通じてホテル・旅館、駅、商店に張り出す。チラシは2万枚刷り、観光案内所などでも配布する。チケットは売り出し中のネット販売に加え、当日券を含めて市民、観光客向けの窓口販売の準備を進めているという。

 市外への情報発信に関しては公式ホームページやSNS(会員制交流サイト)に限られ、準備の遅れもあってPR不足は否めない。旅行会社や旅館・ホテルによる映画祭と宿泊をセットにした旅行商品も、結果的に間に合いそうにない状況という。

 実行委に加わる市観光経済課の担当者は「PR、イベントごとのチケット販売などいろいろな面で準備が遅れ、課題も数多い。開幕までにやれることはすべてやって本番に備えたい」と語り、配布する広告物の仕分け作業などに精を出した。

 新たに決まったイベント関係では、初日夜に救世会館で開かれるオープニングイベントで久本雅美さん、板野友美さん主演の「イマジネーションゲーム」が上映されることになった。29日には同会館で午前中に韓国映画「殺人の告白」を上映、午後からは主演のパク・シフさんのトークショーを行うことが決まった。

 【写説】完成した熱海国際映画祭のPRポスター