色鮮やかな版画作品が並ぶ企画展「色彩の美学」=熱海市海光町の池田満寿夫・佐藤陽子創作の家

 ■佐藤さん監修、19点

 熱海市海光町の「池田満寿夫・佐藤陽子創作の家」で、企画展「色彩の美学」が開かれている。池田さんが1980年代に制作した色鮮やかな版画作品を中心に、水彩画や着物など19点を展示、紹介している。

 赤、青、黄の三原色は、池田さんが56年に色彩銅版画を始めた頃から使っていて、80年代は特に赤と緑の色の組み合わせを好んで用いたという。当時の作品の中から、パートナーでバイオリニストの佐藤さん監修の下で、「すいかのある風景」「花のある静物」「リンゴのある静物」といった鮮やかな色彩が特徴の作品を選び、展示した。

 佐藤さんの顔をモチーフにした「黄色い服を着た女」「三色の影」も並ぶ。担当の学芸員藤田実花さんは「夏に向け、明るく、色がきれいな作品を選んだ。池田さんの自由な表現を見てほしい」と話した。

 同展は9月24日まで。火曜日休館。入館料は大人300円、中学・高校生200円。問い合わせは創作の家〈電0557(81)3258〉へ。

 【写説】色鮮やかな版画作品が並ぶ企画展「色彩の美学」=熱海市海光町の池田満寿夫・佐藤陽子創作の家