阿部会長(前列右)とともに記念撮影に納まる熱海女性連絡会のメンバー=宮城県南三陸町の総合ケアセンター

 ■総額108万円に

 東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県南三陸町の復興を支援している熱海市の熱海女性連絡会の滝野慶子会長ら会員11人がこのほど、復興が進む被災地を訪ね、南三陸名産のメカブ販売の収益金10万5千円と、雑紙回収で再生されたトイレットペーパー600個を同町社会福祉協議会に寄付した。2012年に始まった支援活動と寄付は今回が14回目で、寄付総額は108万円となった。

 咲見町、水口町、青葉町の各女性部など6団体でつくる同連絡会は、被災地に足を運べない主婦でもできる復興支援として、同町の水産会社から仕入れたメカブを会員や市民に販売する活動を震災翌年から年2、3回のペースで行い、その都度収益金を同協議会に送付している。今回は4月に行った販売で寄付金が累計100万円に達したことから、1泊2日の被災地視察を兼ねて直接届けた。

 一行は同町総合ケアセンター内にある社会福祉協議会事務局に阿部東夫会長を訪ね、寄付金などを手渡した。阿部会長は「支援団体も次第に減り大変助かる。大切に使わせてもらう」と礼を述べた。

 活動開始翌年の13年以来2度目の被災地訪問となった滝野会長は「南三陸のメカブは本当においしくて、会員は『これなら長く続けられるね』と言って活動を続けている。これからも微力だが、復興の手伝いをしていきたい」と話した。

 町内視察では語り部から震災の話を聞き、慰霊碑に手を合わせるなどした。

 【写説】阿部会長(前列右)とともに記念撮影に納まる熱海女性連絡会のメンバー=宮城県南三陸町の総合ケアセンター