“健康和食”を味わう参加者=市いきいきプラザ

 ■公開講座に市民30人

 熱海市いきいきプラザで21日夕、「食と健康」公開講座が開かれた。市民30人が集まり、国内最年長市議の山田治雄さん(91)から戦時中から戦後にかけての食糧事情と長寿の秘訣(ひけつ)を聞き、“健康和食”を味わった。

 「ふじのくに食の都づくり仕事人」でもある「海幸楽膳 釜つる」調理長の内山栄二さんと、杉本鰹(かつお)節商店の店主杉本隆さんが中心となって企画した。

 山田さんは海軍飛行予科訓練生から特攻要員となり、終戦を迎えるまでの体験を交え「米は食べられたが、野菜が不足していた」と振り返った。また健康の秘訣の一つに「歩く」を挙げ「歩くといろいろな人と会えて勉強になる。あくなき探究心と知的好奇心を持つことも大事」などと語った。

 講話の後、内山さんが用意した料理に舌鼓を打った。イワシの丸干し、玄米混じりの白米、「みそ玉」を使ったイワシのつみれ汁、酢の物などで、参加者は素材の味やだしの香りを確かめながら味わった。「シンプルな料理で、健康のためにも参考にしたい」と話す女性もいた。

 【写説】“健康和食”を味わう参加者=熱海市いきいきプラザ