更新が予定されているごみクレーン=エコ・プラント姫の沢

 ■本年度 クレーン、コンベアなど計画

 熱海市は本年度、ごみ焼却施設「エコ・プラント姫の沢」の第4期保全工事を行う。4カ年にわたった大規模改修の最終年度で、約6億3600万円を投じてごみクレーンなど設備の更新を行う。耐用年数を経過した同施設は、一連の保全工事で10年程度の延命が図られるという。

 第4期工事では2基あるごみクレーンの1基、焼却灰を運搬するクレーン、排出コンベアの更新などを行う計画。工事中もごみ処理業務は通常通り行われる。工期は本年度末を予定している。

 1999年度に完成した同施設は焼却炉2基を備え、市内で発生した可燃ごみと下水処理汚泥を1日最大約200トン焼却、処理する能力がある。建設から15年以上経過して設備の耐用年数を超えて老朽化が進み、2015年度から総額約22億円(18年度分含む)を投じて大規模改修工事を進めてきた。

 改修が完了すれば、施設の機能回復が図られ、修繕費や燃料費などの維持・管理コストが軽減されるという。市協働環境課は「大きなトラブルがなければ10年程度寿命は延びるが、次の課題はその後のごみ処理をどうするかという点に移る。巨額の費用がかかる施設なので、近隣市町との広域処理なども検討していく必要があるだろう」と話した。

 【写説】更新が予定されているごみクレーン=エコ・プラント姫の沢