4期目の選挙公約として掲げる宿泊税の導入を説明する斉藤氏=昭和町の起雲閣

 ■4選へ実績アピール

 任期満了(9月13日)に伴う熱海市長選で4選を目指す現職の斉藤栄氏(55)は24日夜、市政報告会を昭和町の起雲閣で開き、新たな観光財源として法定外目的税の宿泊税導入に強い意欲を示した。

 支援者約180人が詰めかけた。斉藤氏は不良債務の解消、観光客のV字回復を例に3期間12年の実績をアピール。「回復から躍進へ」と位置付ける4期目に向けては「人口減少社会にあって経済の持続的発展、市民の豊かな暮らしを実現する『市民がうるおう新温泉地モデル』をつくる」と訴えた。

 具体的政策の一つに挙げた宿泊税については「年間宿泊客300万人で仮に1人100円徴収すれば3億円。税収を全て観光に回すことで業界の理解を得たい。余裕が生まれた財源は教育や福祉などに充てる」と述べた。

 この後、伊豆市の菊地豊市長をはじめ、親交のある御殿場市、神奈川県湯河原町、小田原市の首長と地域活性化策などをテーマに意見交換した。

 【写説】4期目の選挙公約として掲げる宿泊税の導入を説明する斉藤氏=熱海市昭和町の起雲閣