熱海市の斉藤栄市長は25日の定例会見で、28日に開幕が迫った「熱海国際映画祭」(実行委員会主催)のチケット販売が現時点で千枚程度にとどまっていることを明かした。

 チケットは先行したネット販売に加えて、21日から市観光経済課、市観光協会の各窓口で現金販売を開始した。売れ行きについては8会場で映画を観賞できるパス券、期間中のイベント個々の入場券を合わせた総数で当初目標の1万枚を大きく下回り、苦戦が続いているという。

 斉藤市長は「周知の遅れで大変厳しい状況が続いている。市職員が休日に熱海駅前でビラ配りをするなど、現在市を挙げて周知に全力を挙げている」と述べ、会員制交流サイト(SNS)やメディアを活用したPR、口コミを期待したタクシー会社への働き掛けなどに引き続き努力するとした。

 7月1日までの期間中は、熱海駅に特設案内所を設けて各会場に観光客を誘導するほか、各会場でもチケットを販売する。