池の上の枝に生み付けられた卵塊=下多賀の鹿ケ谷公園

 ■3カ所の池で確認

 熱海市下多賀の鹿ケ谷公園で、県のレッドリストの準絶滅危惧種に載るモリアオガエルの産卵が続いている。園内にある3カ所の池のほとりで、木の枝に白い卵塊が見られる。

 3カ所の池は同じ沢に沿う位置関係にある。卵塊は25日の状況で、最も上流の「メデルの池」に2個、真ん中の「すいれんの池」に10個、下流の「六万石の池」に6個ほど見つかる。

 「すいれんの池」では、親ガエルをみられる「コロコロ」という鳴き声も聞こえるが、園路から池に近づくと鳴きやむ。卵からかえった体長2センチほどのオタマジャクシも見つかる。市公園緑地課によると「公園を訪れた人から『池にカエル卵がいっぱい』という連絡が寄せられた年もある」といい、産卵は毎年行われているようだ。

 【写説】池の上の枝に生み付けられた卵塊=熱海市下多賀の鹿ケ谷公園