世界約20カ国の絵柄やデザイン性に優れた絵本を集めた「絵になる絵本たち展」=昭和町の起雲閣

 ■起雲閣でコレクション展

 熱海市上多賀のグラフィックデザイナー豊田祐次さん(55)・友子さん(53)夫妻のコレクション展「絵になる絵本たち展」が28日、昭和町の起雲閣で始まった。表紙絵が目を引く世界約20カ国の絵本約300点を展示している。29日まで。

 市内外の作家の博覧会「アタミ・アート・エキスポ」の一環で、熱海国際映画祭の協力イベントとして企画した。豊田さん夫婦が旅先の古本屋で買い求めた第2世界大戦後の表紙の絵柄やデザインに優れた絵本を展示した。

 コレクションは表現が厳しく規制された共産国で、独自の児童書やアニメ文化を育んだ絵本大国の旧チェコスロバキアをはじめ、その国の文化、民族性を表わす貴重なものばかり。絵画のようにインテリアに溶け込む絵本に女性客は目を細めた。友子さんは「パッと見て『わー、いいな』と思ってもらえたらうれしい」と話した。

 29日は午前9時~午後4時半。一部販売も行っている。

 【写説】世界約20カ国の絵柄やデザイン性に優れた絵本を集めた「絵になる絵本たち展」=昭和町の起雲閣