包丁を手にアジの干物作りに挑戦する児童たち=網代

 熱海市立網代小と富士宮市立山宮小の相互交流活動「網代山宮交歓会」が28日、網代地区で始まった。網代の4、5年生11人と山宮の5年生27人が干物作りや船釣りなどを共に楽しみ、親睦を深めた。児童たちは網代小に1泊し、29日には長浜海浜公園でレクリエーション活動を行う。

 初日は地元の藤長商店の協力で、干物作りに挑戦した。藤田法彦さん、加代子さん夫妻の手ほどきを受け、アジを2匹ずつ開いた。魚の調理は初めてという赤池陽凪さんは「1匹目は気持ち悪いと思ったけれど、2匹目は上手にさばけた」、赤池遥斗君は「開くのがうまくいくと気持ちよかった」と笑顔を見せた。

 午後からは班ごとに釣りや座禅、地域散策を楽しんだ。網代の土屋更紗さん(5年)は「網代の海や山の自然の良さを伝えたい」と語り、積極的に交流を図った。

 自然や社会環境の異なる学校同市の交流を通じ、郷土愛を育むことなどを目的に60年以上続く伝統行事。7、8日には網代の4、5年生が富士宮市を訪れ、交流活動のほか県富士山世界遺産センターや山宮、村山両浅間神社見学を楽しんだ。

 交歓会は住民の交流をきっかけに発展したことから、今回も山宮小のPTA会員ら15人ほどが網代を訪れ、保護者同士の交流会も開いた。

 【写説】包丁を手にアジの干物作りに挑戦する児童たち=網代