熱海を舞台にした怪獣映画について語り合う(右から)長谷川さん、井上さん、伊藤さん=中央町の熱海芸妓見番歌舞練場

 ■製作者3人が座談会

 熱海市で10月に開催される「熱海怪獣映画祭」(実行委員会主催)のプレイベントが30日夜、中央町の熱海芸妓(げいぎ)見番歌舞練場で行われた。「熱海を怪獣の聖地に」をキャッチフレーズに、同市に縁のある映画製作者ら3人が座談会形式で熱海を舞台にした怪獣映画と地域活性化について語り合った。

 熱海国際映画祭の関連イベントとして開催した。3人は同市在住の脚本家伊藤和典さん、ともに同市出身で湯河原町在住の音楽家井上誠さん、脚本家の長谷川圭一さん。終盤には「シン・ゴジラ」(2016年)の監督で熱海国際映画祭審査員を務めた樋口真嗣さんがサプライズゲストとして加わった。

 座談会では「キングコング対ゴジラ」(1962年)、「大巨獣ガッパ」(67年)、「ウルトラマン」第11話(66年)に登場する怪獣「ギャンゴ」など、熱海を舞台に怪獣が大暴れするシーンをそれぞれに回想。「キングコング対ゴジラの熱海城の決戦シーンは思い出深い」「あの映画で壊されたのは○○ホテルだよね」などと名場面を解説しながら怪獣映画と熱海の親和性を楽しげに語った。

 会場には200人を超す市民や怪獣映画ファンが詰めかけ、ゲストが語る怪獣映画の魅力などに耳を傾けた。

 市民有志でつくる実行委の関沢江美代表(44)は「手応えが得られた。怪獣映画祭をきっかけとし、怪獣を新たな観光資源にしようという機運を盛り上げたい」と話した。

 10月27日に中央町の国際観光専門学校熱海校で開催される熱海怪獣映画祭では、伊藤さんが脚本を手掛けた「ガメラ2レギオン襲来」を上映する。

 【写説】熱海を舞台にした怪獣映画について語り合う(右から)長谷川さん、井上さん、伊藤さん=熱海市中央町の熱海芸妓見番歌舞練場