斉藤市長(右)に助成制度の創設を要望する和田支部長ら=市役所

 ■市長「前向きに検討」 

 熱海市の県タクシー協会熱海支部(和田芳治支部長)は5日、車椅子使用者や高齢者が利用しやすいユニバーサルデザイン(UD)タクシーについて、市に導入促進の助成制度創設を求めた。

 和田支部長や新妻幸一、原規公両副支部長が市役所を訪れ、斉藤栄市長に要望書を手渡した。和田支部長は東京五輪・パラリンピックに向け、5分の1に当たるタクシーをミニバンタイプのUDタクシーに替えようとする都内の動きなどを説明し「現在熱海には4台ある。助成金は国が60万円、県が10万円だが、車両が高額のため、市の助成制度も創設してほしい」と述べた。

 斉藤栄市長は「基本的に前向きに検討していきたい。2020年に向けて外国人の観光客が増える。熱海には高齢者も多く、(UD切り替えは)時代の流れだと思っている」と答え、導入の見通しを聞いた。

 原副支部長は「年間に5台ぐらいの導入を見込んでいる。市内7社が年間1台ずつとして、7台とみてもらえればいいのではないか」と語った。

 UDタクシーは現在小型と同じ料金で運行する。一般利用からも「車内が広い」「荷物を乗せやすい」などと好評を得ているという。価格は約350万円で、セダンタイプに比べ約2倍という。

 【写説】斉藤市長(右)に助成制度の創設を要望する和田支部長ら=熱海市役所