フィールドワークで雑居ビルの空き店舗を調査する参加者=渚町

 ■専門家講師に18人学ぶ

 熱海市は短期集中型の起業支援プログラム「スタートアップ・キャンプ・イン・アタミ」をこのほど、市内で開いた。市内外から20~40代の18人が参加して、2日間にわたり講師との対話やグループワークなどを通して、事業計画を磨き、実現させるノウハウを学んだ。

 講師は熱海リノベーションまちづくりコーディネーターの清水義次さんら専門家5人が務めた。既に事業計画を持つ人は、実現に向け講師の助言を受けながら計画をさらに練った。

 プランを模索する人はチームを組み、実在する熱海の空き物件を題材に“まち動かす事業”を検討した。都内から参加した会社員古本真代さん(35)は「2拠点生活とダブルワークを考えている。熱海ならば都心からのアクセスがいいので、実現の可能性を探りたい」と話し、フィールドワークに取り組んだ。

 2016年度から継続する創業支援プログラムの一環で、短期集中型で開くのは初めて。市産業振興室の担当者は「熱海には起業者や事業者を応援する仕組みがあることを知ってもらい、新たな事業の立ち上げにつながるといい」と期待を語った。

 【写説】フィールドワークで雑居ビルの空き店舗を調査する参加者=渚町