神輿を担いで銀座通りを練る銀座町内会の子どもと体験プログラム参加親子=銀座町

 ■「子ども多いと活気」

 熱海市の来宮神社の例大祭に合わせて16日、「熱海こがし祭り体験プログラム」が銀座町などで催された。東京、神奈川県から親子6組25人が参加して銀座町内会の子ども神輿(みこし)を担いだり、御鳳輦(ごほうれん)の浜降り神事を見学したりと熱海の祭りを体感し、住民らと交流した。

 地域の祭りの担い手を応援する団体「マツリズム」が日本財団の「海と日本プロジェクト」の一環で実施した。同団体は2016年から「熱海こがし祭り山車コンクール」で同町内の山車に加わり、盛り上げに一役買っている。親子向けの体験プログラムは今回が初めて。

 参加親子は同神社に参拝し祭りのいわれを学んだ後、同町内会の子どもたちに交じって神輿を担ぎ、銀座通りなどを練った。「わっしょい」とにぎやかな掛け声が響くと、住民も目を細めて見入った。

 同町内会子ども会の由良孝幸会長は「担ぐ子どもが多いと盛り上がり、活気が出る」と喜んだ。祖母宅が同町にあり、毎年子ども神輿を担ぐという高橋咲希さん(小学2年)=大阪府豊中市=は「たくさんの人と担げて楽しかった」と満足そうに話した。

 マツリズムの大原学代表は「子どもたちが積極的に楽しんでくれて良かった。マンション暮らしで地域の祭りに参加する機会のない子どもにとって貴重な体験になった―という声が保護者からも寄せられた」と手応えを語った。後日、熱海で体験プログラムの報告会を開いて、同町内会関係者らに参加者の感想などを伝える。

 【写説】神輿を担いで銀座通りを練る銀座町内会の子どもと体験プログラム参加親子=銀座町