きれいな水質を示すカワニナを採取する会員=下多賀の水神川ほたる公園

 熱海消費問題研究会は20日、熱海市内の3河川で河川水生生物調査を行った。会員と市職員8人が水質レベルの指標となる水生生物を採取した。

 水質の変化に敏感な水生生物の種類と数を調べて水質を評価する調査。環境省の呼び掛けで全国各地で行われており、同会は1984年から協力し、糸川、水神川、大川で定点調査を続けている。

 この日の調査ではカワニナ、イシマキガイ、スジエビ、アメンボをはじめ、各河川で多くの貝類や魚類、昆虫を採取。水質を4段階に分類する同省のガイドブックによると、上から2番目の「ややきれい」に該当する水生生物を数多く確認した。

 高橋次郎会長は「水質は保たれているようだが、糸川では温泉排水の臭い、石に着いたぬめりが気になった。ごみもやや多かった。住民の環境保全意識をさらに高めたい」と話した。

 調査結果は同省に報告するほか、10月の消費生活展で市民に紹介する。

 【写説】きれいな水質を示すカワニナを採取する会員=下多賀の水神川ほたる公園