初島航路の船上でラインアスロックとの触れ合いを楽しむ子ども=熱海沖

 ■船上で握手・記念撮影会 自主製作の映画上映、親子ら歓声

 富士急マリンリゾート(熱海市)の初島航路の高速船に22日夕、熱海発のヒーロー「ラインアスロック」が登場した。船上で握手・記念撮影会と、“主演”映画の上映会を繰り広げ、親子連れを楽しませた。

 同社が企画したイベント「ヒーロークルーズ」で、約70人が参加した。ラインアスロックは身長35メートル、体重590トンで、体を人間大に縮小できる―といった設定。ヒーロー仲間の「アサルトマン」と共に“縮小型”で登場して参加者を出迎えた後、往路は船室やデッキで握手、記念撮影に応じ、子どもたちを笑顔にした。

 往路はデッキで自主製作映画「機動巨人ラインアスロック『抹消案件522号』」を公開した。プロデューサーで、市内でヒーローショーを運営する「チームしぐなす」の代表西海尊志さん、出演の村松和茉さん、きくち英一さんも登場し、作品をアピールした。

 参加親子はスクリーンの前に陣取り、映画に見入った。ラインアスロックの活躍に加え、熱海城や熱海湾といった見慣れた風景が映し出されると歓声が上がった。石田海志(第二小4年)は「ラインアスロックと写真を撮ったり握手したりしてうれしかったし、映画も楽しかった」と満足そうな笑顔を見せた。

 同社の鈴木淳郎社長は「船の上でヒーローと出会ったことを、子どもたちにいい思い出として心に残してもらえたらうれしい」、西海さんは「子どもたちが喜んでくれて良かった。10月にはヒーローショーをメインとしたイベントを開く。たくさんの子どもたちを笑顔にしたい」と話した。

 【写説】初島航路の船上でラインアスロックとの触れ合いを楽しむ子ども=熱海市の熱海沖