特設練習場で汗を流す伊豆山イーグルスのメンバー=伊豆山

 ■市内最少11人が特訓 初戦突破目指す

 熱海市伊豆山の学童野球チーム「伊豆山イーグルス」(団員11人)は、保護者が手作りした練習場で週2回“特訓”をしている。市内のチームで最も人数が少ないものの、団員は地域の協力を得て伸び伸びと技術を磨いている。28日に開幕する「オール伊豆少年野球学童部大会」(伊豆新聞本社主催)では初戦突破を目指し汗を流す。

 練習場は奥行き20メートル、幅6メートル、高さ約5メートルほどの広さを鉄パイプとネットを使って囲んだ。同チームに子どもが所属する小林秀樹さん(62)が「少しでも練習してうまくなってほしい」と自身が営む建築業(とび)の「小林組」敷地内に作り、ホームベースや打席を設けた。

 休日の通常練習とは違い自由参加で、訪れるのは4~6人ほど。主にトスバッティングやキャッチボールを行い、保護者やOBの中学生が指導する。和気あいあいとした雰囲気だが、打席に入った団員は真剣な表情で1球1球思いっきりバットを振っている。

 小林さんの長男・諺汰君(5年)は「スイングが力強くなり、捕球もうまくなった」、安藤彬希君(4年)は「打球が前より飛ぶようになった」と手応えを語った。

 小林さんは「子どもたちの成長は早い。間近で見るのは親としても楽しい」と笑顔を見せ、池田一平監督(26)は「多くの協力でこういった練習ができているので、オール伊豆で成果を発揮できるよう頑張りたい」と話した。

 【写説】特設練習場で汗を流す伊豆山イーグルスのメンバー=熱海市伊豆山