ブースで名産品を販売する生徒たち=田原本町の「ラスカ熱海」

 ■「会計、大変だった」

 熱海伊東法人会青年部会(若林直部会長)が県立熱海高校の生徒を対象に行う「熱海高校起業家育成プロジェクト授業」で、2年生の販売実習が27日、熱海市田原本町のJR熱海駅ビル「ラスカ熱海」で始まり、生徒が商売の現場を体験した。

 2014年から続く授業で、今年は昨年の講義から実習中心に内容を変えた。観光ビジネスコースの25人が4グループに分かれて参加している。同日のほか8月3、17、24日の4回行う。

 初日は6人の生徒が販売ブースに立ち、生徒が選んだまんじゅう、ようかん、パイ、蒸しパンの名産品5種を販売した。手作りの看板を並べたり、試食を配るなど呼び込みに努めた。

 高田明香里さんは「会計を担当したが、2種類つくるレシートやおつりを間違えないか、大変だった」と話した。

 実習を見学した熱海税務署の都築満署長は「売る難しさを知って工夫を凝らすなど、生徒のいい体験になる」と語った。

 9月15日と10月17日に同青年部会員が授業を行い、今回の実習を基に収支報告や税金の計算などを講義する。

 【写説】ブースで名産品を販売する生徒たち=田原本町の「ラスカ熱海」