鹿島踊りを奉納する保存会の会員たち=上多賀

 熱海市内の夏祭りの最後を飾る上多賀の多賀神社(雨宮盛克宮司)の例大祭が28、29日に行われた。台風12号の影響で宵祭りは神事のみとし、本祭りの御神幸行列は午後に繰り下げた。伝統の鹿島踊りが御旅所などで奉納されると、住民らが集まり見守った。

 厄年奉仕者が担ぐ神輿(みこし)と、宮神輿保存会「青魁(せいれい)会」の神輿が連なって同神社を出発。地区内を巡行し、祭りムードを盛り上げた。

 同神社鹿島踊保存会(椎野敏郎会長)の会員は戸又港前の御旅所と、神輿帰還後の境内で踊りを奉納した。小・中・高校生も幣束やひしゃくなどを手に、勇壮な踊りを繰り広げた。

 井沢一頼総代長は「安全を考慮し時間などを変更したが、地域の人の理解と温かい支援があって無事に例大祭ができた。ありがたい」と感謝した。

 【写説】鹿島踊りを奉納する保存会の会員たち=上多賀