■20年ぶり無投票も 市議補選も欠員1に表明1人

 任期満了(9月13日)に伴う熱海市長選は、同2日の告示まで1カ月を切った。現時点で出馬表明しているのは4選を目指す現職の斉藤栄氏(55)=清水町=ただ1人。同時に行われる市議補選(欠員1)の立候補予定者も会社役員で新人の赤尾光一氏(48)=海光町=だけで、いずれも対抗馬の動きがなく、無投票の可能性が高まっている。

 斉藤氏は昨年11月の市議会定例会で4選出馬を表明。財政再建と宿泊客のV字回復など3期12年の実績と、宿泊税導入や観光まちづくり組織(熱海版DMO)の設立、幼児教育の無償化などの公約をアピールし、続投に強い意欲を示す。

 対抗馬については2014年の前回選で斉藤氏に敗れた新人2人が再挑戦を一時検討したが、進展はない。他に具体的な出馬の動きはなく、1998年以来20年ぶりに無投票となる公算が大きい。

 任期が来年4月まで約7カ月となる市議補選では赤尾氏が6月に出馬表明した。他に目立った動きはなく、市長選同様に無風状態が続いている。

 6月1日現在の選挙人名簿登録者数は3万3815人(男1万5168人、女1万8647人)。今回は選挙権を得た18、19歳約250人が有権者に加わる初の市長選となる。

あす立候補予定者説明会

 熱海市選挙管理委員会(吉田耕之助委員長)は9日午後1時半から、9月2日告示、9日投開票の日程で行う市長選と市議補選(欠員1)の立候補予定者説明会を市役所で開く。選管、熱海署、熱海郵便局の担当者が選挙カー、郵便物、立候補届け出などについて説明する。