離岸堤を越える波を前に、立ち入り禁止のロープを張る市の職員=熱海サンビーチ

 太平洋上を北上し、9日午前から昼頃にかけて関東に接近が予想される台風13号の影響で、熱海市には8日午前4時40分すぎに波浪警報が発表された。市内各海水浴場が遊泳禁止になったほか、初島航路の定期船が全便欠航になるなどの影響が出た。

 東海岸町の熱海サンビーチでは同日午前、時折離岸堤を越える波が白いしぶきを上げた。海水浴場を訪れた観光客が、荒々しい波とうねりを見つめた。

 市公園緑地課の職員がサンビーチと隣接するムーンテラスの入り口にロープを張り、立ち入り禁止とした。「夜間の接近が予想されるので、万一のことを考えた」と話した。

 富士急マリンリゾートの初島航路は、熱海港9往復便と、伊東港2往復便が欠航した。9日も影響が予想され、通常運航は困難とみている。

 【写説】離岸堤を越える波を前に、立ち入り禁止のロープを張る市の職員=熱海サンビーチ