金子さん(右)から助言を受けながら電動ろくろを使った陶芸を楽しむ子どもら=春日町の熱海クラフト工房

 ■ろくろフル稼働

 熱海市春日町の「熱海クラフト工房」が、JR熱海駅近くで本格的な陶芸体験ができると観光客らの好評を得ている。同駅から徒歩約4分という立地で電動ろくろなどの体験ができ、ふらりと立ち寄る人も多い。店主の金子昌史さん(42)=神奈川県湯河原町=は「時間が少し空いた時、気軽にさまざまな体験を楽しんでほしい」と呼び掛けている。

 金子さんは小田原市の宿泊施設で陶芸教室を開いていたが、より多くの人が訪れやすい場所を拠点にしたいと空き店舗を探し、7月に同工房をオープンした。「熱海駅周辺は活気があり、人通りも多いと感じて決めた」と話す。

 手びねり、電動ろくろ、絵付けのほか、サンドブラスト、ハーバリウム(植物標本)体験もできる。体験時間は15分~1時間ほど。陶芸体験で作った作品は、金子さんが焼き入れなどをして後日郵送する。

 1人が3、4個の器を作れる電動ろくろは終日稼働する日があるほどの人気。金子さんは「夏休みということもあり、予想以上に多くの人が来てくれている」と語る。

 東京都から娘2人と旅行に訪れた女性(31)は「歩いている時に見つけて立ち寄った。電動ろくろを使った陶芸は初めて。駅のすぐそばでできるとは思わなかった」と笑顔を見せた。

 場所は旧熱函病院近く。営業時間は午前10~午後5時で不定休。問い合わせは同工房〈電0557(29)6400〉へ。

 【写説】金子さん(右)から助言を受けながら電動ろくろを使った陶芸を楽しむ子どもら=熱海市春日町の熱海クラフト工房