デッキで浴衣クルーズを満喫する参加者=熱海沖

 ■記念撮影やショーも

 着物姿で熱海を楽しむイベント「あたみ着物まち歩き」(あたみ着物姿普及委員会主催)が18日、熱海港発着の初島航路の定期船で催され、県内外から浴衣姿で参加した約60人がサンセットクルーズと船上ファッションショーを楽しんだ。

 思い思いの浴衣姿で船に乗り込むと、デッキで記念撮影をしたり、潮風を浴びながら熱海の市街地や初島を見渡したりとクルーズを満喫した。復路ではファッションショーを開催。参加者が「熱海に合わせレトロにした」「トランプ柄の浴衣です」などとアピールした後、デッキをランウェイ代わりにして歩いた。

 ショー参加者の中から抽選で3人に富士急マリンリゾートが用意した伊勢エビが当たるとあって「伊勢エビは私のもの!」と宣言する女性もいた。当選した三島市の会社員柏木由美子さん(51)は「友人に誘われて参加した。着物を着たのは32年ぶりで楽しかった。次回は孫を連れて参加したい」と満足そうな笑顔を見せた。

 同委員会のイベントは3回目で、今回は富士急マリンリゾートの協力を得て“浴衣クルーズ”を企画した。乗船前には大湯間欠泉やお宮の松を巡るまち歩きツアーを行った。

 次回は来年2月、あたみ桜の花期に合わせて開く予定で、同委員会の永田雅之代表(45)は「回を重ねるごとにリピーターの輪が広がっている。これからも熱海の風物や催しと着物まち歩きを組み合わせて魅力を発信し、熱海ファンを増やしていきたい」と語った。

 【写説】デッキで浴衣クルーズを満喫する参加者=熱海沖