ステージ設営の作業に当たる実行委員会のメンバーら=伊豆山の般若院広場

 熱海市伊豆山の地域活性化に取り組む「伊豆山をおもしろくする実行委員会」(岡本吉浩実行委員長)は、般若院で今月末に開催する「伊豆山送り火供養・ろうそく祭」に向けて26日、準備作業を行った。ステージ設営や備品の搬入、境内に並べるキャンドルの点検などに当たった。

 同祭は31日午後5~9時に開く。境内や参道に各種キャンドル約3千個を並べ、幻想的な光景を演出する。市立伊豆山小児童が装飾したキャンドルも並ぶ。広場ではフリーマーケット(午後5時~)や飲食物の模擬店(5時半~)、ステージイベントを催す。

 5時半から本堂で法要、6時からは豊臣秀吉の小田原攻めの際に殺された伊豆山の僧兵や先祖、災害犠牲者らの供養を広場で行う。その後点火式を催し、ステージイベントが始まる。坪内逍遥のうた保存会、民謡・牛追い会、山田音楽教室、ベリーダンスのグループが出演する。地元ボクシングスクールによるデモンストレーションもある。

 8月最終日に送り火やたいまつをたき、先祖を供養する地域の風習を復活させた行事で13回目。伊豆山の各町内会も呼応して広場や道沿いにキャンドルを並べる。岡本実行委員長は「今年は西日本豪雨などの災害があり、熱海も台風被害を受けた。先祖を敬い、受け継がれた命の大切さを意識する機会になるといい」と話した。

 問い合わせは岡本委員長〈携帯090(3250)4922〉へ。

 【写説】ステージ設営の作業に当たる実行委員会のメンバーら=熱海市伊豆山の般若院広場