成年後見センター業務を開始した市社協事務局=市総合福祉センター

 ■相談応じ利用支援 

 熱海市と市社会福祉協議会はこのほど、「市成年後見センター」を市総合福祉センターの同協議会事務局内に開設した。認知症や知的、精神障害などで判断能力が不十分な人に代わり、後見人が財産管理や契約といった法律行為を行う後見人制度の普及・啓発、相談などを行う。伊豆地区では賀茂地区1市5町が共同で同種の業務をすでに始めている。

 市から委託を受けて同協議会が運営する同センターは成年後見制度の普及・啓発、相談と利用の支援、親族や専門家ではない「市民後見人」候補者の登録や家庭裁判所からの受任調整、監督などの業務を担う。成年後見人として活動する弁護士や司法書士、社会福祉士への橋渡し、市民後見人養成なども行うという。

 同市では高齢化率が県内市部トップの46%に達し、独り暮らし高齢者も多く、成年後見人の需要は今後増大することが見込まれる。同協議会の担当者は「敷居が高いと思われている成年後見制度を広く市民に紹介し、気軽に相談などができるセンターを目指す」と話した。

 問い合わせは市社協〈電0557(86)6339〉へ。

 【写説】成年後見センター業務を開始した市社協事務局=熱海市総合福祉センター