老朽化により解体工事が始まった銀山市営住宅=梅園町

 ■土地の活用計画なし

 熱海市がこのほど、梅園町の銀山市営住宅解体工事に着手した。

 1972、74年に整備された同住宅は簡易耐火構造2階建て延べ床面積229、同248平方メートルの2棟(各5戸)。完成から半世紀近く経過して老朽化が著しく、入居者の転居を待って用途廃止し、解体することにした。工期は10月末。解体後の土地568平方メートルの活用計画は現時点でないという。

 同住宅の解体で市内の市営住宅は13団地1185戸となる。世帯数に占める公営住宅の割合は県内市部で最も高く、静岡、浜松、沼津など主要都市の2倍以上。多くは一時隆盛を極めた旅館・ホテル従業員らのために整備したものとされるが、その後の景気低迷と人口減少で供給過多となり、市が老朽化した住宅の用途廃止と解体を進めている。

 【写説】老朽化により解体工事が始まった銀山市営住宅=熱海市梅園町