温泉が湧くプロセスなどを語る朝日さん=市いきいきプラザ

 ■専任研究員朝日さん仕組み解説

 ATAMIジオネットワーク(北島鉄修会長)は31日、熱海市いきいきプラザで伊豆半島ジオパーク講座を開いた。同推進協議会(伊豆市修善寺)の専任研究員朝日克彦さんが、ジオ的立場から温泉の湧く仕組みなどを解説した。45人が参加した。

 フィリピン海プレートの移動により伊豆半島ができた経緯を紹介した。朝日さんは「海水を含むプレートの沈み込みがマグマの上昇を促し、マグマに近い岩盤にしみこんだ雨水が暖められて温泉になる」というプロセスを説明した。

 これまで全国500カ所の温泉に入ったという朝日さんは伊豆山温泉について「1キロに10グラムの温泉成分が含まれる全国でも珍しい温泉」と特徴を語った。

 ジオパークと世界遺産の違いについて朝日さんは「世界遺産のように認定で突然多くの人が来ることはない。逆に言えば息が長く、地域で盛り上げる活動を続けていくことで、世界から来る客が増える」と述べた。

 【写説】温泉が湧くプロセスなどを語る朝日さん=熱海市いきいきプラザ