アーツプロジェクトスクールについて語る中村さんら=アカオハーブ&ローズガーデン内コエダ・ハウス

 ■育成プログラムを説明

 2020年に熱海市でアートフェアの開催を目指すNPO法人アタミスタは9日夜、今秋スタートさせる人材育成プログラム「アーツプロジェクトスクール@熱海」の説明会を兼ねたトークイベントをアカオハーブ&ローズガーデン内「コエダ・ハウス」で開いた。アーティストで東京芸術大教授の中村政人さんと、同NPO代表の市来広一郎さんがアートの事業性と地域コミュニティーの持続可能性について語った。

 本年度は熱海を含む全国5カ所で開催の同スクールを統括する中村さんは、修了生の事例を交え「(やりたいことがある人の)多様な方向性に対応する学びができる」と説明。文化芸術プロジェクトの価値、熱海でのホテル型アートフェアの可能性などにも触れた。市来さんはこれまでの町づくり活動を振り返り「収益性もだが、地域の人たちとの関係をつくることが重要」と考えを述べた。市内外から集まった約40人が耳を傾けた。

 同スクールの熱海校は、アーツプロジェクトをつくる人材の育成が狙いで、県文化プログラムの採択事業として10月~2019年3月に開校する。メインは11月23~25日の企画立案演習で、熱海でのアートフェアを想定した実践的な講義、ワークショップなどを行う。開校中は著名な講師陣による講義をオンラインで受講できる。定員20人程度で、受講料1万5千円。申し込みは今月26日まで受け付ける。

 問い合わせは同NPOの戸井田雄さん〈携帯090(4711)8867〉へ。

 【写説】アーツプロジェクトスクールについて語る中村さんら=熱海市のアカオハーブ&ローズガーデン内コエダ・ハウス